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雨漏りブログ

2014年12月の投稿

外壁と軒の取り合い部分からの雨漏り事例

2014年12月17日

雨漏りは、経年劣化に限らず、新築戸建住宅でも関係なく発生します。これまでの雨漏りのトラブル事例では、降水量に比例して雨漏りが発生する確率が高くなるようです。今回の雨漏り事例では、「外壁と軒の取り合いからの雨漏り」をご紹介致します。

お施主様から頂いた相談は、雨が降ると1階部分のサッシの下枠から雨水が漏れてきたとの内容でした。家屋の構造、築年数、これまでの補修歴なども事前にお伺いして、現地訪問調査を行いましたが、雨漏りの原因は、単なるサッシ枠の不具合とは考えません。なぜなら、雨漏りが発生する原因は目視や経験で特定できるほど簡単なものではないからです。散水調査を行わず、知識と経験値を活かして補修工事を行い、雨漏りが止まる場合もあるかもしれませんが、漏水個所の原因を突き止めたわけではありませんので、再び雨漏りが再発する可能性もあります。

実際、雨漏り110番にご相談を頂く方の多くは、何度も補修工事をしても雨漏りが再発して困っている方ばかりです。今回の事例では、お施主様の立ち合いのもと、実際に散水調査を行い、複数の漏水個所を再現致しました。結果はこれまで全く気にしていなかった「外壁と軒の取り合い部分」からの漏水を目視で確認して頂きました。雨水が侵入した考えられ原因は、豪雨などの自然災害時に雨水が強風で巻き上げられ、軒天と外壁上端にある隙間から雨水が侵入し、防水紙や防水テープのすき間などから、雨水が防水層の内側に入り、室内に漏水したと考えられます。侵入した雨水は、合板を打ち付けた釘を伝って壁に染み込んだり、壁内を伝わって雨水が土台に到達し、壁内に侵入した雨水が染み出したのが、雨漏りの原因でした。

結論からして、サッシ枠からの雨漏りではありませんでしたので、サッシ枠やその周辺をいくら補修しても雨漏りが止まることはありません。これまでの補修歴を伺うと、サッシ枠の周りをシーリング補修したり、窓枠や周辺の補修を行い、多額の費用を支払ったようです。補足ですが、雨漏りは複数個所からの漏水や補修後の経年劣化による雨漏り発生なども、常に視野に入れてお施主様にお伝えすることも専門家の我々の役割と考えております。

 

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外壁から雨漏り発生原因

2014年12月07日

 

雨漏りのご相談を沢山頂くのは、決まって自台風や豪雨などの自然災害が発生した後に集中します。相談内容は明確で、「台風の時だけ雨漏りが発生する」、「雨が長く降り続けると雨漏りする」などのお問い合わせ内容です。雨漏りに関するご相談を頂く件数は、年々増加する一方ですが、相談内容や実際に現地調査での統計をデータでまとめてみると、築年数による経年劣化が原因というよりも、業者の施工ミスや防水処理の不具合、雨仕舞の問題などが雨漏り発生原因の要因となるケースが目立ちます。また、デザイン性高い建物、増改築、違法建築など、構造上の問題が雨漏りを誘発する決め手となるのは全体の8割を占めております。その中でも、比較的雨漏り発生原因の割合として高いのが外壁からの雨漏りです。外壁からの雨漏り発生はモルタル壁のひび割れや、サイディングボードのシーリングの劣化、開口部分の不具合などが大きな要因として考えられます。外壁がモルタルの場合は、単純にひび割れや付帯部部のとの接合部の隙間、電気配線の貫通部分などが、雨漏りの原因となりますが、これらの不具合は、目視でも確認できる場合と、そうでない場合もあります。サイディングに関しては、ボードの割れやシーリングの劣化などで隙間が生じます。この隙間の部分から雨が侵入しやすいので、サイディング壁の場合はシーリングの劣化、サイディングの割れなどがないかを目視でも確認します。但し、目視判断では実際に何処の個所が不具合で雨漏りが発生しているのかは特定することができません。雨漏り調査専門の業者が行う雨漏り診断調査は、雨の侵入箇所を突き止めるために、雨が入りそうな場所を水道水の水をしばらくかけて雨漏りを再現する方法で原因を追究します。これが散水調査といわれる人工的に雨漏りを再現して起こし原因を突き止める方法です。これまでの統計データを参考にしても答えは明確で、雨漏りは必ずしも雨漏りがした場所の近くから漏水しているのではなく、遠くの場所で漏水したものが、内部の柱や梁を伝わって全く違う場所に雨漏りとなって現れることも良くあります。ですから、雨漏りの発生原因の経路を正確に突き止める為には、複数の個所を散水調査で調べる必要がありますし、見当違いの場所でも、漏水を起こしそうな疑わし場所は広範囲にホースで水を勢いよくかけて調査をする必要があります。散水調査ができない立地条件や建物などは、サーモグラフィー(赤外線)調査などで漏水個所の原因を突き止めることができます。外壁からの雨漏り発生原因を追究するには、雨漏り診断調査の実績が豊富な専門業者にお願いすることをお勧め致します。

雨漏り診断調査依頼は「雨漏り110番」にお任せ下さい

 

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